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2004/09/28

新発想QRコードスタンプ「スタンキー」

シャチハタから「スタンキー」なるQRコードのスタンプが発売されている。QRコードを名刺などに入れるケースが増えてきており、QRコードのスタンプが発売されるのも当然の流れか、とは思っていたが、このスタンキーの仕組みには少々感心した。
ケータイ業界、あるいはコンテンツ業界側に居る人間からすると、先にコンテンツなり情報があって、そのURLや文字情報をQRコード化し、スタンプにするというのが“ふつう”の考え方だ。その手のQRコードスタンプもすでに数社から発売が開始されている。
ところが驚いたことに、この「スタンキー」はスタンプメーカーならではの発想で、先にQRコードがスタンプとして用意されており、このQRコードにはじめてアクセスするユーザーに対してコンテンツスペースを提供するという、「先にQRコードのスタンプありき」で販売されている。この“逆転の発想”というべきか、QRコードが先にあるという発想にはかなり斬新さを感じた。

SA270001.JPG

実際のスタンキーの使い方はこうだ。1260円で市販されているこのスタンキーは、パッケージを開けたらまずは何はともあれQRコードをどこかにスタンプする。そして、このQRコードを自分のケータイで撮影し表示されるURLにアクセス。はじめてアクセスする場合、名前やメールアドレス、電話番号などの個人情報を書き込むことができ、さらに画像をアップロードすることもできる。最後にパスワードを設定したら自分の専用サイトが簡単構築完了。
名前や電話番号などの情報を指定し、QRコードをオリジナルで発注するタイプのスタンプ製品の場合、万が一電話番号やメールアドレスが変更になった場合はまた新たにスタンプを作り直さなければならない。ところが、スタンキーの場合は個人情報を記載した専用ページにアクセスする形態なので、たとえば電話番号が変わってもその部分を自分で修正すればOK。シャチハタがこのサービスを提供しつづける限り、半永久的にQRコードスタンプを使いつづけることができるというわけ。

SA270002.JPG

ところでシャチハタといえば、文具店などでしっかりと自社製品スペースを持つほどスタンプ関連で一流メーカーであるのだが、この「スタンキー」だけは販売店のほうで利用法が十分理解できていないようで、在庫店を見つけるのに苦労するのがとても残念。「シャチハタから出ているスタンキーというQRコードのスタンプなんですけど」と問い合わせても、たいていの店で「QRコードって何ですか?」という返事が返ってきてしまう。QRコード自体の認知をもっともっと広げなくてはいけませんな。

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき |

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