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2007/10/30

ケータイで飛行機が制御不能になるか?!

 さる10月17日、長崎空港を離陸しようとしたANA機が、無線電話設備が使用できなくなったとして立ち往生したトラブルがありました。マスコミはこぞって、機内乗客がケータイの電源を入れていたのが原因と報道しましたが、そんなことあり得ませんよね。世界では機内でいかにケータイを使えるようにするかという検討が行われているにも関わらず、どうも日本では閉鎖的な考え方ばかりで困ります。また、こういった根拠の無い報道をこぞってするマスコミ(とくにテレビ)にも大いに疑問を抱きます。
 ちなみに先日のANA機のトラブルは、なんとなんと…、乗務員が無線で使うハンドマイクのカールコード被覆破損が原因だったそうです。もう呆れて話になりません。詳細は総務省が公表しました。でも間違った報道をしたテレビ各局は、こういう話題は黙殺するんでしょうね(笑)

総務省プレスリリース

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2007/10/23

祝! 日経トレンディネット オープン

Trendy_logo 日経BP社の情報サイトが大きくリニューアルしたようです。これまでのサイトを統合し、ビジネス向けの「日経BPネット」と、コンシューマ向けの「日経トレンディネット」に再編した感じなのでしょうか。あれれれ、『日経トレンディ』といえば、日経BP社ではなく、日経ホーム出版社の看板雑誌ではなかったでしょうか。何でだろ?
 ところで、この日経トレンディネットでも連載を書かせていただくことになりました。早速1回目を掲載いただいていますが、今後月1回程度のペースで執筆していくことになるのではないかと思います。「不人気のため終了」ということにならないよう頑張ります(笑) どうぞ、よろしくお願いします。

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2007/10/19

ケータイコレクション展示@岡山/日本遠隔医療学会

Ca390114 先日予告いたしましたとおり、今日明日の2日間、岡山で開催中の日本遠隔医療学会学術大会会場にてケータイコレクションの展示を行っています。「携帯電話の発展と遠隔医療応用の可能性」と題しまして、計54端末を陳列中…、陳列には梱包開封から1時間以上かかりましたが、なんだか楽しく有意義です(笑)。趣味だか仕事だか分からなくなってきました。
 発展史を紹介するための定番展示セットですので、このブログ上でもたびたび説明しているものばかりですが…。

Ca390120自動車電話からショルダーホンへの流れからスタートです。

Ca390119そして携帯電話の登場、モトローラのマイクロタックショックとムーバ誕生の解説です。

Ca390118お買い上げ制度スタートによる個性端末の登場や、ポケベル内臓端末、写真では切れてますがメール機能登場(ドコモ203)、漢字表示(ドコモ206)と続きます。

Ca390121そして通信機能内蔵で失敗した端末たち、これを受けてスッキリしたiモード端末、カメラ初搭載モデルなど。

Ca3901223Gサービススタート、なんか昔からの流れでみてくると、FOMA初期モデルも画期的な感じがしちゃいます。

Ca390123QVGA、メガピクセル、音楽再生機能、おサイフケータイなどを説明しています。さらにリストモ、らくらくホン、キッズケータイなど所狭しと並びます。

Ca390124そして締めくくりはスマートフォンやワンセグ端末で〆ました。アクオスケータイはアダプターを接続し、常時TVをつけっぱなしにしてます。

Ca390091今朝の特別企画講演「日本の遠隔医療10年の歩みと今後の展望」で、学会長の村瀬澄夫教授は、こんなスライドを出されてました。最下段が今後の期待ですが、ネットワークはワイヤレスブロードバンド化し、端末はスマートフォンで…。やはり通信キャリアさん以外は、こういったオープンな環境(FMCも視野に入れた)が実現することを願っているんですよね。

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2007/10/18

【秘蔵品Vol.2】International 3000(モトローラ)

 「秘蔵品」紹介第2回、またまた海外の携帯電話紹介が2度続いてしまうのですがお許しを。前回紹介したMotorola DynaTACシリーズの最終型モデルをご紹介しましょう。DynaTACシリーズは、それはそれで完成度が高い携帯電話だったようで、その後発売されモトローラの代名詞的存在となったMicroTACシリーズ登場後も、しばらく継続して生産が続いていたようです。ここでご紹介するInternational 3000は、なんとDynaTACのデジタル方式(GSM)版。1993年に発売された最終型DynaTAC。GSM方式なので、このレトロな形状ながらも、なんと今でも世界主要エリア(日本、韓国、北米を除く)で使用できます。

Ca390031_2背景は前回紹介したDynaTAC 8000x。基本形状は似ているが、International 3000は端末の厚みが薄くなっている

Ca390035なんと箱入り新品でゲットー!!

 このモデルの存在を知ったのは、2001年に実施した「アスキー携帯24・香港携帯電話事情視察ツアー」で香港に渡航したときでした。中古ケータイを売る露店などで、まだかろうじて流通していたようで、たまたまガラスケースに並ぶこの端末を発見しGSMケータイの奥の深さに感激したものでした。ちなみに、感慨ふためいている間に、ツアーに同行してくださっていた当時月刊アスキー編集長の遠藤諭氏(現、アスキー取締役)に先を越され、購入されてしまいました(泣)。ちなみに帰国後も、遠藤さんは毎日のように私のところへこの端末を自慢しに来たことは言うまでもありません。遠藤さんいわく「一期一会」だそうで。「欲しいと思ったら迷わず速攻で買わなくてはいけません、でないと後悔しますよ」ということをしっかり学ばせていただきました(笑)

携帯24・香港ツアー詳細はこちら>>

 DynaTACは、欧米では「シュー(靴)ケータイ」と呼ばれていたそうですが、中国圏では「水壷」(水筒)という愛称がついていたようです。確かにアンテナがストローっぽく見えますよね。中国人の友人いわく「ケータイが珍しかった頃、水壷をテーブルに自慢げに置いていたのはマフィアばかりだった」そうです。どこの国も一緒ですね(爆)
 さて、香港ツアーから帰国後、親切で心優しい(?)遠藤さんは、イギリスのネットオークションに出品されていたこの端末を発見し、私のために(自分のために?)落札してくれました(落札代金はもちろん払わされましたが)。
 イギリスから届いた端末を見て、これまた驚きました。なんと新品だったのです。おそらく倉庫のデッドストックだったのでしょう。未使用新品でInternational 3000を入手することがでたこの嬉しさ、文字では表現できませぬ。ネットオークションってほんと素晴らしい!(ちなみに遠藤さんも同時に新品を入手されました)

Ca390032_2SIMカードがフルサイズではないことも驚き。MicroTACはフルサイズだったのに…

Ca390033FOMAカードを入れてドコモの電話番号のまま世界で発着信できます

 この端末はGSM方式ですので、今でも現役で使用可能です。裏面にはこのとおりSIMカードスロットがありまして、ここにSIMカードを挿入すれば、世界のGSM方式携帯電話エリアで発着信が可能です。もちろんFOMAカードなど、国内の通信キャリアのSIMカードを挿入すれば、090の電話番号のままこの水壷を使えます。この嬉しさ、うまく読者の皆さんに伝わるかしら…。最近では、一昨年に上海に行ったときにこの水壷を持参し、現地で使用しました。すでに中国でも珍しいモノとなっていまして、超小型ケータイ流行のさなかに、この水壷はかなり注目を集めました(笑)
 また、「最新テクノロジーとレトロケータイの融合」というテーマ(?)で、上海のリニアモーターカー乗車中に通話実験も試みました。時速430kmの高速移動の最中にも、切れることなく通話ができました。素晴らしい!

Photo

リニアでの通話実験はこちらへ>>

 たまには電源を入れてあげたいのですが、問題は充電器が200V専用で、日本の電気コンセントでは充電ができないのです(悲)。次回、200V圏へ旅するときまでお預けですが、次の海外渡航はいつ実現することでしょうか…。

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2007/10/16

今週末、岡山にてケータイコレクションを展示!

07101511 不謹慎な(?)掲題がついてますが、まじめにやります!
 私はつねづね「ケータイを医療分野で役立てたい」と考え(他にもケータイ欲はいろいろありますが)、日々、研究に勤しんでおります。しかし、今年度は研究するための居心地の良い環境に恵まれず、発表できるようなネタがありませんでした(;_;) そうこうしているうちに、ケータイの医療分野研究などが盛ん(?)な、日本遠隔医療学会学術大会が迫ってきてしまいました。
 焦ってはみたものの、ネタがないのは仕方がない。そこで苦肉の策というわけではないですが、学会会場にて『特別展示企画/携帯電話の発展と遠隔医療応用の可能性』とタイトルをつけ、私のケータイコレクション展示を行うことになりました(笑)
 今週末の10月19日、20日の2日間、岡山市の岡山コンベンションセンター(岡山駅に直結)にて開催いたします。展示会場に端末を綺麗に並べたら、ブログのほうにその様子をアップしましょう。
 なお私は2日間とも会場に居る予定です。お近くにお出での際は(?)、ぜひお立ち寄りくださいませ。ただ学術学会ですので、参加は有料になってしまいます(遠隔医療に関心のある方、どなた様も大歓迎です)。ただし20日の午後は「市民公開講座」(五輪女子マラソンメダリストの有森裕子さんの基調講演などもある)が予定されていますので、20日の午後からは無料で入場できます。
 学術学会のほうも、今年は残念ながらケータイネタは3演題しかなくさびしいです(座長を務めさせていただくことになりました)。もっとケータイの遠隔医療応用研究を盛り上げなくては…。

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2007/10/15

【秘蔵品Vol.1】DynaTAC 8000x(モトローラ)

 ケータイの山を眺めつつ、いつかやろうと思っていたのが…、「秘蔵コレクションの紹介」です。全部のモデルを紹介するのは途方も無い時間がかかりそうですが、機会を見つけ、ボチボチと紹介していこうと思います。ご期待くださいませ。

Ca390028 まず第1弾はこの端末から…。アメリカ・モトローラ製「DynaTAC 8000x」。これって、世界初の携帯電話といわれている端末シリーズです。調べてみると1983年(1984年という説もありますね)に登場したモデルだそうで。「携帯電話」の概念も色々な考え方があります。コードレスホンの発展系のような無線システムのものはもっと昔からありました。
 私は、いわゆる現在の携帯電話サービスと同じ「セル方式」のネットワークを使用し、ショルダーホンタイプから進化してバッテリーやハンドセットが一体型になったハンディタイプのものを「携帯電話」というふうに捉えています。そのタイプの世界最初のモデルがこれらしいのです。アメリカのモトローラにて、プロトタイプは1973年から試作がはじまり試行錯誤が続いていたようですが、ようやく製品として市販されたのがDynaTAC 8000xシリーズだそうで。
Ca390026 日本ではちょっと遅れ、1985年に国産端末により「携帯電話」が登場しました。それよりも少し早く登場したDynaTACですが、日本の初期の携帯電話よりもちょっと小ぶりです。さすがに電池が死んでいまして電源は入りませんが、ディスプレイは赤いLEDが並び、数字やファンクションが表示されるようになっています。液晶以前は、LEDだったわけですね、レトロでいい感じです。ウェブで調べてみると、当時の価格は3,995ドルだったそうで。まあ、日本でも携帯電話は40万円ぐらいはする代物でした。そんなもんでしょう。ちなみにこのシリーズは「シュータイプ」と呼ばれていたそうです。ちょと出っ張ったマイク部やスピーカー部が、靴のように見えるからでしょう。
 この端末は、当時兵庫・明石に住まわれていた大物携帯電話コレクターから大量に端末を譲り受けた中にあった1台。彼はお元気なのかしら。

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2007/10/09

久しぶりにオフラインミーティング(オフ会)

 先週は幕張メッセにてCEATEC JAPAN 2007が開催されていましたが、この展示会に向けて全国から親しいケータイオタクな皆様も集結しました。そして最終日の10月6日に、大阪のmeam氏(と、2424氏も?)の呼びかけにより、オフラインミーティング(オフ会)が開催され、久しぶりに参加してまいりました。以前は、ほんと頻繁にオフ会を開催しちゃ、ケータイ談義に花を咲かせていたのですが…、しばらく足が遠のいていました。皆さん、スミマセン。10年ぶりぐらいにお目にかかった方もいらして(オンラインではよくお見かけしてますが)、本当に懐かしく、そして楽しかったです。時間を忘れてケータイの話に盛り上がれるのって、この上ないシアワセかも。
 なお、当日お会いしました方々の一部にはご相談申し上げましたが、「オタク」という表現を使うことに気を悪くされないで下さいませ。私も「マニア」と言われるのは納得しませんが、「オタク」は最高の称号ということで…。
 さらに「ケータイオタク論」と題して、私なりの論考をWIRED VISIONの私の連載に記させていただきました。勝手に書いてしまって、スミマセンm(__)m なんか客観的なタイトルになってますが、当の本人が「ケータイオタク」を代表して主観的に論じておりますのでお許しを。

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2007/10/05

電話料金引き下げは良しとして…

 昨日、auが「au買い方セレクト」なる新しい契約形態を発表しました。総務省の「モバイルビジネス活性化プラン」を受けて、販売奨励金を見直すための移行的な販売方法を考えたのでしょう。(関連して、昨日の報道ステーションでもちょこっとだけコメントさせていただきました)
 とはいえ…、ますますケータイ契約時の料金選びが複雑で分かりにくいものになっただけのような気もします。とにかく煩雑で分かりづらい料金プランや割引サービスにもかかわらず、うっかり組み合わせを誤って莫大な請求が来たところで、全部ユーザーの責任にされてしまうのです。報道ステーションをご覧になられて、私宛にご意見を寄せてくださった視聴者の方がいらっしゃいましたが、その方も莫大な通信料請求が来て、裁判までなさっているとのことでした。
 じつは私でさえも、以前パケ・ホーダイ(NTTドコモ)が始まったときに、パケ・ホーダイ設定と同時にパケットパック(割引プラン)を廃止したため、PC接続通信料で驚くような金額の請求が来て泣き寝入りした経緯があります(その後半年ぐらい経て、NTTドコモが「パケ・ホーダイ」でもPC接続のパケット通信料割引を実施することになりました。クレームがさぞ多かったのでしょう)。私でさえ間違えるのですから、一般のユーザーの方々も痛い目にあった方はさぞ多いことでしょう。DoPaが始まってもう10年ぐらいになると思いますが、ブロードバンド化が進んでいる現在でも通信料計算の基礎となる1パケット0.3円(FOMAは0.2円)が変わっていないのがそもそもおかしいです(割引パックなどでごまかすのではなく、この部分から見直してほしい)。
 パケット通信料と販売奨励金はあまり関連性ありませんが、いずれにしても消費者保護の観点から、もっとケータイの電話料金全般を明快なものにしていく動きは出てこないものでしょうか。

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2007/10/04

ヒューマンインターフェイス視点からのケータイ評価

 「CEATEC 2007」が幕張メッセで開催されています。ケータイ関連の展示も多いようですが、最近のケータイ関連の飛び抜けたトピックスは少なく、むしろインターフェイス周りの話題が多いように見受けられました。個人的な感想ではありますが。
 「ヒューマンインターフェイス」という分野をわが国で切り開いたのが田村博・京都工芸繊維大学名誉教授/モバイル学会理事長と認識していますが、私も長年、ヒューマンインターフェイスという視点を踏まえケータイ端末の評価記事を書いてきました(すみません、近年は熱心に書いてません…)。最近のケータイレビュー記事を見ると、どうもこういう視点が足りていないようで残念です。
 ヒューマンインターフェイス的視点でケータイの評価をするというのは、たとえば「通話」に関しての使い勝手に関して言えば、相手と通話するためのケータイの操作周りの一連の使い勝手がどうなっているかを見るわけです。電話帳から相手を検索する流れは使いやすいか、そこから通話までの一連の操作は自然か、通話における音声の聞こえ方は自然か、通話後の操作や機能(通話履歴の管理や電話帳登録などの流れ)は十分か、などを評価していきます。同様にメールならば、メール機能の起動は分かりやすいか、文字入力は実使用で問題ないか、送受信したメールの管理はどうかなどを評価していくわけです。
 本来レビューといえば、こういった観点からケータイ評価記事を書いていくべきなのですが、昨今の記事はどういう機能がある、程度のカタログスペックを並べたものばかりで面白くありません。
 ヒューマンインターフェイスをもう少し突っ込むと、たとえばケータイの場合、本来の「人と人」のコミュニケーションの間にケータイが媒介することになります。間に入る「ケータイ」が人から人へのコミュニケーションを円滑に媒介できるかどうかが「使いやすさ」につながっていくわけです。分かりやすく、そして正しく相手に情報が伝達できる、これが一番重要なことだと思います。
 また昨今のケータイはFeliCaなどの搭載により「人と機器」のコミュニケーションも可能になりました。これも新しい概念ですが、同様に「人と機器」が円滑にコミュニケーションできるかどうかが評価の基準になります。FeliCaの活用をあれこれ考えるのはよいですが、従来からあるポイントカードやクーポンなどを使ったほうがよほど便利ではないかと思えるような残念なサービスも点在します。まったく「ヒューマンインターフェイス」という概念が分かっていないサービスの例でしょう。
 「使いやすさ」を怠ったサービスや機能は、長続きしませんよ。最近のケータイのインターフェイスは、キャリア主導の多機能化に振り回され、操作系を十分に練られないまま製品化されてしまったものが多いような気がして心配です。

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