« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009/10/22

amazonの電子書籍リーダー“kindle”ゲット!

 amazonの電子書籍リーダー“kindle”が国際ローミング対応になって、米国以外でも発売開始になったという噂を聞きつけ、早速オーダーしちゃいました。現状はアメリカで発売されている電子書籍しか読めないそうで、あまり日本で使うメリットもないのでしょうが、「3G」方式に対応し日本でも利用可能と言われたら…、私としては買わずにいられなくなるわけです。
 米国仕様のものはCDMA 1xらしいですが、果たして国際仕様はどんな通信方式なの? 日本ではいったいどこのキャリアにローミングするの? 通信料はどうなっているの? などなど、疑問だらけ。そんなわけで到着を楽しみにしてました。

091022_225245これがamazonの電子書籍リーダー「kindle」。読みたい本を検索し、その場で購入してすぐに読めてしまうというわけ。

091022_225315起動するなり…、いきなり「Welcome Yuichi…」だそうです。初期設定するまでもなく、購入時のユーザー情報を登録済みの状態で発送しているんですね。

091022_225359おぉ、たまらない~! アンテナマークはバリ5ですな。アンテナバーの横には[3G]の表示も。つまりこの端末は私のコレクションアイテムにカテゴライズされるものなわけだ。

091022_230010_2裏面。ちゃんと日本の検定も通してありますね。さすがですね。

091022_230356電波さえ入れば、どこにいても書籍や雑誌(ただし米国のもの)を検索し、ダウンロードして読めちゃいます。

 で、いったいどこの3Gネットワークを使っているのでしょうか。W-CDMA方式に対応しているらしいのですが、となるとドコモ? ソフトバンク? まさかのイー・モバイル?
 アメリカのリリースを色々と調べてみると、どうもドコモにローミングのようですね。
 ちなみにamazonがMVNOという位置づけになっていまして、通信料は電子書籍の購入代金に含まれているそうです。なるほどー。
 端末はあちこち探ってみたのですが、SIMカードスロットは見つからず。分解すると、中にSIMカードが仕込まれていたりするのでしょうか、興味津々ですね。
 はたして、苦手な英語の克服にkindleが活用されるのでしょうか、それとも実験材料として分解されバラバラになってしまうのでしょうか…(笑)

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2009/10/16

「ハイパーネットワーク2009別府湾会議」に参加します

Bbc2009royal 財団法人ハイパーネットワーク社会研究所が1990年から開催している「別府湾会議」というものに参加させていただくことになりました。
 今年のテーマは「エコ・ソーシャル・システム」だそうで、ソーシャルのプログラムでゲストとして発言させていただきます。私が登壇するセッションは、司会はジャーナリストとしてご著名な佐々木俊尚さんです。アップル関連記事でご著名な林信行さんや、アメリカからのレポートでご著名な在米ジャーナリストの小池良次さんらと一緒に議論させていただきます。私は今回初参加ですが、「夜なべ談義」なんてプログラムもあるんですね、、、楽しみです。
 開催概要は、以下のとおりです。

<開催概要>
■日時:2009年11月12日(木)13:00
    ~11月13日(金)13:00
■会場・場所 :別府湾ロイヤルホテル
    (大分県速見郡日出町)
■参加費:全プログラム参加25,000円
    (資料代、宿泊費、食事代など、すべて含む)
■部分的な参加 (下記から選択できます)
 1日目会議参加費
  (資料代含む) 5,000円
 2日目会議参加費
  (資料代、昼食代含む) 5,000円
 交流会費 6,000円
 宿泊費 8,000円
 夜なべ談義 2,000円
■学生は上記料金の半額
■定員:200名

<主 催>
ハイパーネットワーク別府湾会議実行委員会
・大分県
・西日本電信電話株式会社
・日本電気株式会社
・富士通株式会社
・財団法人ハイパーネットワーク社会研究所

<後 援>
経済産業省
総務省
NHK大分放送局
大分ケーブルテレコム株式会社
CTBメディア株式会社
西日本新聞
ほか

詳細はこちら

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (1)

回想北京(終) 〜時の流れ、思うところ〜

 北京の脱線話が執拗に続いていますが、これを最後にしましょう。
 この3〜4年の間に、学会等で何度か中国に行くチャンスを得て、上海、深圳、ハルビン、大連などを訪問しましたが、そのたびに中国のパワーと共に、この国の変化の早さに驚かされてきました。
 今回、北京、天津を散策してきましたが、北京、天津を訪れるのは、じつは25年ぶり! かつて私は、高校2年生だった当時の1984年に、東京都が主催した中国視察団(東京都青少年洋上セミナー)に参加してこの地を訪れて以来の訪問となりました。
 1984年といえば、まだ北京や天津は、緑や青の人民服を着た国民が自転車に乗って道にあふれていた時代…。建物はレンガ作りの低層階建てばかりで、あまりに日本で見かける光景とは異なる印象に、大いに驚いたものでした。
 それが今や、中国はそこら中に世界トップクラスの高層ビルだらけ。また街中には世界の高級車があふれています。25年といえば四半世紀なわけですが、とはいえ25年でこんなにも街の様子が変わるものなのですね。かつての日本の高度成長期もこんな感じだったのでしょうか(私はそれ以後に生まれた世代ですのでよくわかりませんが)。

■北京から天津へ

 25年前に中国を訪問したときは、客船(今はなき、商船三井客船の「新さくら丸」)で天津港から大陸入りし、そして鉄道で北京へ移動しました。今回は空路で北京入りしましたので逆ルートですが、25年前の記憶をたよりに天津に向かってみました。
 ちなみに、25年前はディーゼル機関車に牽引される緑色の客車(硬座車)に乗ってこの長距離を移動したのですが、なんと今やこの区間は世界最速の高速鉄道に生まれ変わっていました。当時の客車は木製の座席(しかも3人がけ×2列で狭かった)で、当然冷房も無く、窓全開で中国の黄砂を顔一杯に浴びて2〜3時間揺られた天津〜北京の旅だったのですが、現在はドイツの技術供与によるICE型車両により、北京〜天津はたったの30分です。いやー、驚きました。

09101501天津行きの列車は北京南駅から発着するようです。ここは特等座席の乗客専用の待ち合いスペース。

09101502私どもは一等座席なのでこちらで列車を待ちます。赤いロープの向こうは一般の待合。

09101503中国の高速鉄道駅は、まるで空港のようですね。ホームごとに自動改札が設置され、チェックインする感覚でホームに入場です。

09101504ああ、こんなところで欧州の超特急車両に乗れるとは思いませんでした(笑)欧州のICEと同じ車両を、中国がライセンス生産しています。JR東日本および川崎重工のライセンスを受けた新幹線型車両もありますが、諸事情によりこの路線からは撤退した模様。

09101505おっと、車内の座席は日本の新幹線と同型ですね。和洋折衷な車両だこと。ちなみにここは2等車です。

09101506この列車は残念ながら330km/hしか出してくれませんでした。それでも世界最速級です。鉄輪式鉄道で世界最速はこの北京〜天津間で、350km/hの営業運転。続いてドイツ、フランスが320km/h、日本の新幹線が300km/hで3位となります。中国、恐るべし。

09101507うーん、25年前はあんなに長く感じた北京〜天津間ですが、たったの30分で天津駅ホームに滑り込みました。ちなみにこの高速鉄道、10〜30分おきぐらいに走っていて、ほとんど待たずに乗れます。

09101508天津市内の目抜き商店街を抜けると… 古い建物を次々に取り壊し、近代的なショッピングモールへ立て替えている風景をあちこちで目にしました。

09101509ちょうど天津に行った日は、ユニクロ天津店のオープンの日だったようです。

09101510記憶を頼りに向かったのは、25年前に中国大陸に上陸して最初に泊まったホテル「天津賓館」でした。しかし、残念ながらもう昔の建物は無く、近代的な建物へ建て直しが進んでいる最中でした。ちょっとガッカリ。

09101511その昔の、天津賓館があったところの正面です。ここに門があって、その奥に2連のレンガ作りの立派なホテルがあったと思うのですけど…。ちょうどホテル棟は再建中で、立派な建築物を建造中でした。でもなんか懐かしい感じ。

09101512天津賓館前の通り。その昔、ここは自転車で溢れ、道ばたで野菜や果物を売る人たちでごった返していたのですが… 縞のない謎なスイカを買って食べた記憶がよみがえります。もうそんな面影ないですね。

 天津賓館ですが、色々と調べると、どうもまだ去年あたりまでは古い建物が残っていたようですね。見ることができなくて残念。。

■変わらないもの

 悠久の歴史を誇る中国、その昔、日本からも遣隋使、遣唐使と、中国に学ぶための使節団を送り続けてきたじゃないですか。中国は、四大文明の発祥の地、知れば知るほど、やはり日本より歴史は長く、そして学ぶことも多いです。

09101513ふたたび北京に戻りました。観光名所も訪れたいと思いつつ、許される時間はわずか。天安門や故宮など、行きたいところは山ほどありましたが、足が向いたのは天壇祈年殿…

1420年建立の天壇祈年殿。北京の代表的建造物の一つですが、なんか「天に豊作を祈願する(=宇宙に平和を祈念する)」といった、そんな思想に何だかそそられるモノを感じます。そんなわけで25年ぶりに訪れてみました。25年の月日を経て、まったく別物に変わる世界もありますが、この中国の歴史的建造物は、25年を経ても全く佇まいを変えずに存在していました。

09101514木暮祐一@1984年… 位田君は元気だろうか?
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
09101515_2木暮祐一@2009年… 変わらぬものは変わりません。だからこそ、人間の儚さを実感します。私も随分老けたものだ。。。

 これまで、中国のあまりにも劇的な変化を拾ってきましたが、一方で長い歴史を経て、変わらない物は全く変わっていません。そんなところからも、中国の大きさを感じた次第です。

 ともあれ、東京都青少年洋上セミナーのOB、OGの皆さんとは、一度中国で同船会でもやってみたいですね。
 また、モバイル業界関係者向けには、私や山根氏引率で中国視察ツアーでも組みたいところです。ご要望あれば、何なりと対応いたします。まずはメールでご連絡くださいませ。

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2009/10/15

i-Japan戦略2015、期待してます

091015_1412271 あぁ、歯が痛い。最近の食べすぎが祟っているのでしょうか。そんなわけで今日はのちほど歯医者にでも行こうかと保険証を取り出しましたが…
 これまで健康保険は、出版健保→関東ITソフトウェア健保→任意継続→政管健保と渡り歩いてきたのですが、ずっとプラスチックのカード型保険証だったものが、4月から被保険者となった私学共済では、なんと「紙」に逆戻りしました。こんなんで良いのだろうか(笑)
 先週末、熊本で開催された日本遠隔医療学会学術大会での講演では、「いずれ母子手帳や健康保険証、医療カルテなどもケータイで…」みたいな夢を語ってきたのですが、はたして実現するのはいつのことになるやら。

Posted by 木暮祐一 | | トラックバック (0)

2009/10/09

回想北京(3) 〜食べる食べる食べる〜

 北京の地下鉄に乗って一番驚いたこと…、それはなんと、市民の皆さんが「整列乗車していた」ことでした(笑)。
 日本では整列乗車は当たり前ですが、かつての中国は「我れ先に」が基本で、うかうかしていると「乗りそびれる」ものだったと思いましたが…、北京オリンピックを機にずいぶん中国の方々のモラルも変わって来たのでしょうね。

100901え、整列乗車している?!(日本では違和感ないのですが、中国では見たことが無かった光景…)

100902ところが、車内の喧噪は変わってませんでした(笑)ちょっと分かりづらいですが、車両中ほどでギターを奏で、大声で歌う若者たちがいます。「路上ライブ」ならぬ「車内ライブ」?!

100904北京最初の晩は山根さんとシャブシャブを食しました。北京の夜は寒しね。

100905ここでも、燕京ビール… うまい

100906オーダー取ってくれる従業員の端末が気になるので見せてもらうと…

100907なんとケータイ型のオーダー端末。電話機能は付いてないそうです

100908日が変わって、通信の展示会会場ではレストラン混雑していたのでお弁当を買ってみました。周囲の人たちをみると、ごはんに中華を載せて食べてますね。なかなかうまい。


 北京では、日本や韓国のファッションがブームでした。そんなわけで、日本や韓国から中国に進出するファンション関連ビジネスも目白押し。そこで、日本人が経営する、とある著名美容院を訪問してみました。

100909いつも自由が丘の美容院でお世話になっていたスタイリストさんが、突然北京に行っちゃったんですよね。そこでググってみたら、北京の勤め先美容院を発見、早速アポ無しで突撃してみました(笑) 北京人っぽい髪型をオーダー

100912その美容室は、北京駅から見ると北東方向、北京工人体育館の近くなのですが、このエリアは外資系一流企業がひしめき、夜は若者がデートを楽しむ素敵なエリアでした。東京でいうと麻布あたりのイメージなのかしら。左のガラス張りが美容室なり。素敵です。

100911さらに美容室の横には立派なクラブも…。リッチそうな若者が高級車で乗り付け、吸い込まれて行ってました。北京の若者はこういうところで遊んでいるのか…

100913ビンボーなオッサン(私)は、こういう庶民な店のほうが好きかも。美容師さんカップルに案内頂いて、刀削麺の店に入りました。こういうところが落ち着くかも(小市民)。

100914ああ、シアワセ。刀削麺と、羊串焼と、オツマミ、燕京ビールも入れて、ここに写っているすべてで1000円ちょっとだったような(しかも、ちゃっかり、ごちそうさまでした!)

100915ホテルへ戻る途中、素敵なパン屋さん発見

100916アンパンマン4元なり(60円)

100917なんかこのチョコレート串が気になるのだ。6元なり(90円) 中国にしては、このパン屋は強気な価格設定です

100918負けました。チョコレート串3本(計270円)と燕京ビール4缶(計100円)がお夜食に(カロリー摂取過多です)。ビールのほうが安い…、でもこのチョコレート串パンは絶品でした。

100919翌日のランチ。日本風シャブシャブというのもブーム?! この「シャブシャブ」というカウンター式のファーストフードシャブシャブ店があちこちにありました。気になったので、入ってみる…

100920吉野家のようなカウンター形式で、メニューを指差しシャブシャブを注文。一席ごとに鍋があり、これでシャブシャブして食べます。このボリュームで18元(270円)なり。やっぱりチョコレート串は高かったのかも(反省)

100921そしてまた夜はフードコートで中華4品盛+燕京ビールの生… 計22元(330円)なり

 というわけで、たいしたものを食べてないけど、北京に行くと体重が激増しそうです(笑)

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2009/10/08

日本遠隔医療学会学術大会『JTTA 2009 in KUMAMOTO 少子高齢化社会を支援する遠隔医療』開催のご案内

 開催直前のご案内で恐縮ですが、10月10、11日の2日間、熊本にて日本遠隔医療学会学術大会『JTTA 2009 in KUMAMOTO 少子高齢化社会を支援する遠隔医療』が開催されます。
 遠隔医療に関連する基調講演や研究発表、公開市民講座など盛りだくさんです。
 毎年、この日本遠隔医療学会学術大会に参加していますが、年ごとに「携帯電話」「モバイル」といったキーワードが増えてきました。また、政府のe-Japan後継戦略である「i-japan戦略2015」においても、医療分野へのICT利活用を重点政策の1つとして打ち出されており、多くの関係者が医療の情報や遠隔医療に感心を寄せられているところでしょう。
 ご関心ある多くの皆様のご参加、ご来場をお待ちしております。私は11日午前の特別セッション「モバイルコミュニケーションと医療」という枠でパネラーとして登壇させていただく予定です。

<開催概要>
■日時: 2009年10月10日(土)〜10月11日(日)
■会場: くまもと県民交流会館パレア
     熊本市手取本町8番9号
     テトリアくまもとビル 10階・9階
     TEL. 0120-404855
■主催: 日本遠隔医療学会
■参加費:9,000円(当日登録)
     参加証とともに学会雑誌(大会論文集)をお渡しします。
■懇親会費:5,000円

詳細はこちら

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

回想北京(2) 〜格差社会〜

 昨年どこかの国際線に搭乗した際に読んだ機内誌で、世界主要国の「高所得者層と低所得者層の格差」について論じている記事を目にしました。ウロ覚えで恐縮ですが(出典を探してみたものの見つからず)、主要国の所得上位20%の平均所得と所得下位20%の平均所得を比較し、その差を国別に比較したというような記事でした(英語の記事だったので、私の理解もやや怪しいですが)。
 そこに出てくる主要国で上位と下位の差が少なかった(すなわち国民間で格差が少ない)のが日本でその差は約3倍、一方差が激しかったのがアメリカや中国などで、中国の場合は確か18倍、みたいな数字だったことを記憶しています。その時は「日本って、いつのまに社会主義になったのだろう」と笑いながら記事を読んだのでしたが、そんな日本でも「格差社会」という言葉が頻繁に飛び出すようになりました。
 とはいいつつ、やはり中国の格差社会を見ると、まだまだ日本は平和だなと思います。中国をさまよっていると、色々なところで日本とは異質な「格差」を痛感します。

Img_0595北京では、燕京ビールばかり飲んでいました。これ、なかかイケてました。

 この燕京ビールですが、ホテルの部屋の冷蔵庫のものを飲むと高いことは分かっていましたが1缶30元(約450円)也。もっと安く入手すべく、ホテル内の売店で購入したら、20元(約300円)でした。でも日本より高いことが気になり、ホテルから出て街中の外国人など入らなさそうな酒タバコ売店を覗いてみると…、なんと1缶2.5元(約37.5円)でした(驚) 安いですね、おかげさまで毎晩ビール三昧でしたが、その価格差は10倍以上?! つまりこれこそが格差社会の象徴でもあるわけですね。日本では、同じ商品でここまで価格差が出ることはまずないでしょう。

 北京の目抜き通りを走る車は、ベンツやBMW、アウディばかり。北京はまさにバブル絶頂期という感じです。北京オリンピックで地価は高騰し、マンションを買い換えたら余ったお金でベンツが買えちゃった、というような富裕層がたくさんいらっしゃるようです。その一方で、路地裏に迷い込んでみれば昔ながらの雑踏が残っており、表通りを歩く人とは身なりも全く異なる人たちがそこで暮らしていたりします。

Img_0499じつは路地裏徘徊も大好き…。まだまだ北京にも裏に入ればこういう風景が残っていました。


 北京滞在中は、「安くて美味しい」のでショッピングセンターなどにあるフードコートばかりで食事をとっていましたが、それでもこうしたところで食事できるのは中間から上の層なのでしょう。

Img_0573安価なので、毎日こんなところで食事をしてましたが…

 ところが、食事をしながら周囲の様子を伺っていたら、何やら怪しい動きをしている少年たちがいました。身なりは、スポーツウェアの上下などを着ていて、別段違和感なく日本でも普通に見かけるような感じの少年たちなのですが…。
 なんとその少年たちはフードコートで食事をし終わった客の残飯を食べていたのです。フードコートでは、食事のオーダーはセルフサービスなのですが、食べ終わった後は片付けてくれるスタッフがいるので、トレーを机上に残したまま帰ります。そうすると、片付けのスタッフが来る前にその少年たちがトレーを回収し、食べ残しを集めてきて食べていたのです。ちょっと驚きましたが、街中にいる浮浪者に比べれば、ハイグレードな貧困層なのでしょうね。

 たとえば、こんなところにも格差社会の象徴が。ターミナル駅の待合室は、2等車乗車客(一般)と1等車乗車客で、待合スペースも区切られ、区分されているのです。

Img_3833ごった返しているこちらは一般の待合スペース(天津駅にて)。

Img_3835こちらは1等乗車客専用の待合スペース。境界線一本で異なる世界があるというわけです。

 日本でも所得格差の拡大が懸念されていますが、中国における格差は半端ではなさそうです。では低所得層が喘いで暮らしているのかというと、そういうことでもなく、身分や所得に応じた生活に不満はなく有意義な日々を送っているようにも感じました。路地裏の人たちだってビール飲みながら楽しそうでしたし…(発泡酒で我慢する日本のオジサンのほうが悲愴感漂っているように感じます)。所得格差と国民生活という視点でも、中国から学ぶところは大きそうです。

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (2)

2009/10/07

3Gネットワーク上でVoIPが現実的になってきた!

 北米でiPhoneを独占している通信事業者AT&Tが、これまで実施していた3Gネットワーク上でのVoIPの利用制限を外すことを公表しました。
 ようするに、iPhoneなどのスマートフォン上で利用できる、Skypeをはじめとするインターネット電話アプリケーションが多数ありますが、これらは基本的にWiFiでしか利用できませんでした。それが今後は3Gネットワーク上でも、利用が可能になるというわけです。これはすごいことですね、通信事業者にとっては、従量課金可能な通話料収入は貴重な収入源でしょうが、この通話料収入をよそに持っていかれるわけですから。この決断を下したAT&Tには拍手喝采ですね。
 一方で日本では…、いつまでたっても、3Gネットワーク上のVoIPなど実現しないのでしょうね。

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2009/10/01

回想北京(1) 〜国慶節〜

 すでに日本に帰国し、大学も新学期が始まっております。日々、講義の準備に追われている毎日ですが、中途半端だった中国放浪記を、またボチボチと綴って行きましょう。
 さて、10月1日といえば、中国の建国記念日である「国慶節」です。今年は中国の建国60周年ということで、この記念日に向けた準備の気合いの入れようは特別のものなのだそうです。
 私が北京に滞在したのはわずか6日でしたが、たまたま北京滞在中に、「国慶節のパレードの訓練」に遭遇することができました。
 これは大変貴重な経験でした。何しろ国家が「訓練だ」と決めたら、国民は否応無く従わなくてはならないという、国家権力の強さを目の当たりにすることができました。やはりこれぐらい当局が力を持っていないと、13億の民を束ねることはできないですよね。さすが中国です。

100101
北京到着後、地下鉄の警備の物々しさに驚きました。地下鉄に乗車するすべての客に荷物のX線検査が義務づけられ、セキュリティゲートを通過しないと改札に入れません。これ、国慶節に向けたテロ対策なんだそうで。

100102北京到着2日目の17日夕方、地下鉄駅に貼り出されたこの掲示に市民が群がっていました。なんと明日は中心部の地下鉄が夕方からストップしてしまうと…?!?!

 さらにホテルに戻ると、国慶節のパレードの練習をするため翌18日の14時から北京市内中心部は車両も人も(!)立ち入りができなくなるということを知りました。
 その当日は市内で午後にミーティングなどが入っていました、現地企業の方よりリスケの通知が…。「規制」というものの感覚が日本とはかけ離れていることにまだ気がついていなかった私は、ミーティングのリスケの意味が今ひとつわかってなかったのですが…。

 そして当日がやってきました。パレードの練習って、国慶節さながらの軍事パレードをリハーサルしちゃうことなのですね。規制の時間が迫ってくるほどに、東京でよく見かける「交通規制」とは根本的に違うことを肌で感じ始めました(笑)
 封鎖エリアの中心付近である王府井(ワンプーチン)に行ってみました(まあ、無謀だこと・笑)。昨日は人混みでごった返していた王府井の横路地も、人気が無いどころか、公安・軍関係者ぐらいしか居ませんね。

100103
17日⇒18日
100104

100105王府井入り口付近。非常に物々しくなってきました(笑) 当然、「早く規制エリアから出るように」と捲し立てられます。

100106クルマでごった返していた北京のメインストリートもこんな感じ。歩道にでも座り込んで、パレード見物でもしようかと試みるも、当然のことながら強面のお巡りさんに強引に規制外エリアに向け移動を命じられます。

100107うおー、真っ昼間なのに、地下鉄も営業終了です。

100108エリア内に居た浮浪者含め、屋外に居た人たちはみんな規制エリアから追い出されちゃいました。

100109規制エリアから追い出される人たちが居る一方で、こうした制服姿の中高生たちが続々と規制エリアに入って行きます。その人数、半端じゃない感じ。北京市内中の学校はもちろん、周辺地域の生徒も動員されているのでしょうか。延々と関係者がなだれ込んで行きます。

 そんなわけで、予行演習を見ることができなくて残念。交通規制は深夜3時まで続きました。エリア的には10km×20kmぐらいのエリアが規制の対象となり、そのエリアにはクルマも人も入れないという状態になってしましました。ほんとすごいですね。私のホテルはその規制エリア内だったため、その後はホテルで軟禁状態。しょうがないのでずっとビール飲んで寝てました(笑)

 これだけ大規模な規制まで敷いて、日本だったらマスコミが大騒ぎですよね。ところが、翌日のテレビを見ていた限り、この予行演習のネタはまったく報道されていませんでした。中国って、色々な意味でほんとすごいところだ。
 ともあれ、国慶節本番は、世界に中継されるのでしょう。建国60周年のこの一大イベントを世界がどのように報じるか、楽しみですね。

Posted by 木暮祐一 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)