【秘蔵品Vol.2】International 3000(モトローラ)
「秘蔵品」紹介第2回、またまた海外の携帯電話紹介が2度続いてしまうのですがお許しを。前回紹介したMotorola DynaTACシリーズの最終型モデルをご紹介しましょう。DynaTACシリーズは、それはそれで完成度が高い携帯電話だったようで、その後発売されモトローラの代名詞的存在となったMicroTACシリーズ登場後も、しばらく継続して生産が続いていたようです。ここでご紹介するInternational 3000は、なんとDynaTACのデジタル方式(GSM)版。1993年に発売された最終型DynaTAC。GSM方式なので、このレトロな形状ながらも、なんと今でも世界主要エリア(日本、韓国、北米を除く)で使用できます。
背景は前回紹介したDynaTAC 8000x。基本形状は似ているが、International 3000は端末の厚みが薄くなっている
このモデルの存在を知ったのは、2001年に実施した「アスキー携帯24・香港携帯電話事情視察ツアー」で香港に渡航したときでした。中古ケータイを売る露店などで、まだかろうじて流通していたようで、たまたまガラスケースに並ぶこの端末を発見しGSMケータイの奥の深さに感激したものでした。ちなみに、感慨ふためいている間に、ツアーに同行してくださっていた当時月刊アスキー編集長の遠藤諭氏(現、アスキー取締役)に先を越され、購入されてしまいました(泣)。ちなみに帰国後も、遠藤さんは毎日のように私のところへこの端末を自慢しに来たことは言うまでもありません。遠藤さんいわく「一期一会」だそうで。「欲しいと思ったら迷わず速攻で買わなくてはいけません、でないと後悔しますよ」ということをしっかり学ばせていただきました(笑)
DynaTACは、欧米では「シュー(靴)ケータイ」と呼ばれていたそうですが、中国圏では「水壷」(水筒)という愛称がついていたようです。確かにアンテナがストローっぽく見えますよね。中国人の友人いわく「ケータイが珍しかった頃、水壷をテーブルに自慢げに置いていたのはマフィアばかりだった」そうです。どこの国も一緒ですね(爆)
さて、香港ツアーから帰国後、親切で心優しい(?)遠藤さんは、イギリスのネットオークションに出品されていたこの端末を発見し、私のために(自分のために?)落札してくれました(落札代金はもちろん払わされましたが)。
イギリスから届いた端末を見て、これまた驚きました。なんと新品だったのです。おそらく倉庫のデッドストックだったのでしょう。未使用新品でInternational 3000を入手することがでたこの嬉しさ、文字では表現できませぬ。ネットオークションってほんと素晴らしい!(ちなみに遠藤さんも同時に新品を入手されました)
SIMカードがフルサイズではないことも驚き。MicroTACはフルサイズだったのに…
FOMAカードを入れてドコモの電話番号のまま世界で発着信できます
この端末はGSM方式ですので、今でも現役で使用可能です。裏面にはこのとおりSIMカードスロットがありまして、ここにSIMカードを挿入すれば、世界のGSM方式携帯電話エリアで発着信が可能です。もちろんFOMAカードなど、国内の通信キャリアのSIMカードを挿入すれば、090の電話番号のままこの水壷を使えます。この嬉しさ、うまく読者の皆さんに伝わるかしら…。最近では、一昨年に上海に行ったときにこの水壷を持参し、現地で使用しました。すでに中国でも珍しいモノとなっていまして、超小型ケータイ流行のさなかに、この水壷はかなり注目を集めました(笑)
また、「最新テクノロジーとレトロケータイの融合」というテーマ(?)で、上海のリニアモーターカー乗車中に通話実験も試みました。時速430kmの高速移動の最中にも、切れることなく通話ができました。素晴らしい!

たまには電源を入れてあげたいのですが、問題は充電器が200V専用で、日本の電気コンセントでは充電ができないのです(悲)。次回、200V圏へ旅するときまでお預けですが、次の海外渡航はいつ実現することでしょうか…。
Posted by 木暮祐一 コレクション・秘蔵品 | Permalink | トラックバック (0)





なんと箱入り新品でゲットー!!

